2018/08/09 23:29

デザイナー/パタンナーを務めるアレキサンダープロコフは1990年ごろにモスクワからボストンに移住。7年間過ごした後にファッション業界を志しNYへ。マークジェイコブスのメンズラインにてパタンナーとして活躍。その後2000年を機にロバートゲラーと共にCLOAKを立ち上げ(すごく端的に言うとダークなRRL)その功績を認められヴェルサーチのメンズウェアのディレクターに就任。退任後はシグネチャーブランドとヘルムートラングのクリエイティブディレクターを兼任。2016年を機に一度表舞台から姿を消した彼が再び動き出します。実は去年からリファレンスとして何点か送っていたのでそろそろかなというタイミングで先日のPFWでお披露目されました。本当は今頃スタジオへピックアップしに行く予定でしたが都合がつかず送りで今回はお願いしました...
日本人には見慣れないスペリングのブランド名はロシア語でノーメンクラトゥーラ=ソビエト時代のスラングで権力者階級に属するエリートという意味。
ロシアにルーツを持つデザイナー本人が自分は全くもってその対極に位置しているという皮肉を込めて名付けたと語っています。
今回のコレクションにはシーズンを冠したタイトルは付けられておらずあくまでPRODUCT 001とのみ記載されています。
と言うのも長年の業界の慣習に抗ってシーズンに縛られない物作りを行なっていきたいというスタンスを暗に指しています。
今回セレクトしたのはデザイナー自身が撮りおろした石像をプリントとしたロングスリーブやスウェット、ハイネックのフーディ、スプロールと題されたシリーズからサバイバルに適したカーゴポケットジャケット、カーゴパンツ、ブレスレットなど全6型です。
言うまでもなく普段からセレクトしているヴィンテージとの相性は抜群。それぞれ10-50個限定でリリースとのことなのでお見逃しなく。